オーストラリア ツーリング 日記

1988年 1月15日 Fri
オーストラリアへの第一日目
昨日シビックにて、送別会を開いてくれた。O兄弟、I君、K君、Y、G、N君AM3時頃まで続く。

今朝はAM6時起床。とんでも無い二日酔いだ。
Mさん、N君、両親に成田まで送ってもらう。
PR便にて10時発、マニラには現地時刻の1時半に到着。
機内にて右目に強い痛みが走る。コンタクトの連続装着のせい。
おまけに2日酔いの頭痛でもがきまくる。
マニラ空港にて8時間待つ。【トランジットのため】
待合室に案内してくれた奴が、チップをよこせと言うので1ドル位やろうと思って財布を開けたら
3,000円抜いて走って逃げていった。
空港の職員だぜ。
待ってる間に、数人に"ガイドさせろ!""バッチ買ってくれ!"だの、うるさく言ってきたが無視。
ようやく夜10時。PR23便にてマニラ脱出。もう二度とこねぇ、こんな国。
初日かなりの不安を覚える。 
 
出費:3,000円  ハンバーガー・ビール 4.5ドル

1月16日 Sat

朝5時頃、機中にて目が覚める。
快晴。気がついたら、もうオーストラリア大陸上にいた。
AM8時頃、ブリスベン着。雨が府降っていた。
BS空港で1時間待った後、シドニーへ。AM10時シドニー空港着。
感動。そして蒸し暑い。
空港からタクシーで市内のYMCAへ。だが、満室。
仕方なく、荷物を持ってホテル探し。その時初めて気がついた。
荷物が重すぎる。20mも歩けない!
歩きながら(引きずりながら)汗だくで歩いていると、親切なおじいさんが安ホテルのある場所を
教えてくれた・・・。が何を言っているのかよく分からない。
うんうん頷いて、指を差す方へ歩いていったら、どうやら違う方向に歩いていたらしく、
追いかけてきてくれた。
もう一度説明を聞いてた時、日本人の男が車を横付けして話しかけてくれた。
佐藤さんと言いよく日焼けしていた。彼はもう、バイクでオーストラリアを回ってきたそうだ。
ウェントワースSTのバイクショップにいるらしく、行けば程度のいい中古のバイクを探して
くれるそうだ。彼と一緒に居た、Mr.Wineらが荷物を運んでくれ、
シングル22ドルのC・Bプライベートホテルを紹介してくれ、佐藤さんらと別れた。
四畳半くらいの小さい部屋で、トイレ・シャワー共同だ。
荷物を置いて一服つけたら、速攻でAustralia motorcicle tours(下調べしたところ)に向かった。
タクシーを拾い、地図で運ちゃんに探してもらった。
しかし、この運ちゃん腕に刺青をし、黒人ででっかく、ちょっとおっかなかった。
やっと、ヴィンセントSTが見つかった。・・・が、店は空っぽ。
結構離れたところに引っ越してしまっていた。
仕方がないので歩く。30分くらい歩いたところで見つけた。
名前が変わっていて、"アウトライダー"になっていた。
店の兄さんに『加藤さん(スタッフ)はいる?』尋ねた所、なんと午前中に仕事を上がってしまい、
月曜日の朝でないと、店にでてこないと言う。とりあえず、もう一度月曜日に来ることにして、
店の兄さんにツーリングプランを話した。
一番の問題のキャリアは、今店に入っている【DR600】に大きなキャリアがついているので、
『どうだ?』と薦められた。ある程度の時間話をして店をでる。時間はPM2時。
CITYまでは7〜8`。歩くことにした。なんだかんだで1時間半もかかった。
ホテルに着き昼寝。起きるとPM8時になっていた。
外を見たら、大粒の雨。汗で体中べとべとなので、シャワーを浴び、夕食を取りに外へ出た。
ホテルの前には小さなレストランがあった。チーズサンド2つ、コーヒー2杯を取り、近くのBARで
ドライシェリーを1本、チップス1袋を買い、ホテルへ。
そして今、ここで祝杯をあげている!!

今日は多忙な一日だった。
しかし、自分のめちゃくちゃな英語が、ここまで通じるとは驚きだ!
気合を入れれば、どんな店だって入れる!
空港から乗ったタクシーの運ちゃんが心配して、『バイクは危ないから車で回りなよ!』
と言ってくれた・・・でも、ここまで来たら根性みせたる!

出費:タクシー 35ドル ビール2.4ドル ホテル42ドル 食事4.5ドル シェリー・チップス5ドル、
    タバコ2.4ドル  合計91.3ドル

1月17日 Sun


朝10時頃目が覚める。
周りの部屋をメイドがベッドメイキングし始めている。
洗面を済ませ、いても仕方がないので部屋を出る。
一応観光客してみようと思い、オペラハウス・ハーバーブリッジに向かう。
朝から降っていた小雨が突然、スコールに変わる。エリザベスSTで少し雨宿りをする。が
少しも止む気配なし。傘を持っていないし買う気も無いので、気合を入れて歩く。
オペラハウス到着。TVで見ていたので、何の感動も沸かない。12時ジャスト。
ハーバーブリッジ側の売店が開いていたので、フィッシュ&チップス、コークを買う。
3.3ドルでめちゃくちゃボリュームがある。入り江でストリートパフォーマンスを見ながら食う。
1時間かけてホテルに戻り、もう2泊延長。
そして、Mさん、O君の家に国際TELを入れる。O君の家は留守電だった。
後はやることないし、金も使えないので寝る。
夕方目が覚め、ガソリン【酒】を買いに出る。ホテルの側に"BOTTLE SHOP"があった。
店のおばあちゃんが結構なおしゃべりで、訛りの強い英語で話しかけてくる。
何とかこなしながら、シェリー1本、ビール2本買う。
Lovely Boy,Darlinを連発される。その帰り、いきなり同年代の学生に質問攻めに会う。
何かのアンケートらしい。生まれ変わったら何の職につきたいか?今幸せか?など・・・。
何とか適当に振り切る。ホテルに帰り、シャワーを浴び、晩飯を買いに昨日のレストランへ。
ライス・ソーセージ・シチュー・ハムサンドをテイクアウトする。
部屋でウォークマンを聞いていたら、突然故障。分解してみると、モーターを回していたベルトが
ボロボロになって切れていた。これから音楽なしでは退屈だ。
ディナーが終わり、K君、K藤君の家へ国際TEL。またも、留守電。
早くバイクに乗りてぇ!

出費:ホテル44ドル タバコ2.4ドル 酒12.7ドル コーヒー80セント ゲーム40セント 地図3ドル
    合計71.8ドル

1月18日 Mon
今朝8:30目が覚める。着替えて速攻アウトライダーへ向かう。が、やはり遠い。
天気は昨日の雨と打って変わって快晴。と言うかカンカン照り。
汗だくになり、一時間半歩いてアウトライダー着。
ようやく加藤さんにあえる。色々と話をしたが、結局TENELEは新車で5500ドル以上するという。
でぇ〜。話が雑誌と違う。けど、在庫でTT600が中古である。まだ2000Kmしか走っていないそうだ。
これを改造することに決める。スペアパーツ、諸費用をあわせて5500ドル。これで手を打つしかない。
・・・が困った問題がもう一つ起きた。タンクを34Lの物に交換するのだが、そのタンクが10日経たない
と手に入らないそうなのだ!初め14日間と言われたが、何とか粘って4日縮めた。
仕方ない。のんびり構えよう。
店を出ようとしたとき、日本人が一人入ってきた。

帰り道昼飯をニュータウンで食う。この街は下町っぽく、すごく自分に合う。
ミートパイがとても美味かった。まだ時間があるので、市内をぶらつく。
歩いていると、スキンヘッドの兄ちゃんに声を掛けられる。
どうやら電話をかけたいらしいのだが、小銭が無いらしい。40セントやると、
『Thank you brother!』と、肩を叩いて行った。
ロックスヘ行く。ハーバーブリッジがえらくでかく見えた。
帰りに、昨日の入り江でストリートパフォーマンスをビールを飲みながら見る。
ピットSTをぶらぶらしながら帰る。途中で見た香水の叩き売りは笑えた!
帰ってシャワーを浴びると、以上に体がヒリヒリした。部屋で鏡を見ると、ランニングの後がばっちり
ついていた。そして、いつものレストランで夕食。ビールを二本買い込む。

明日からはバスでサーファーズ・パラダイスに向かうつもりだ。
せっかく遠い国に来たのだから、有意義に過ごしたい。
家へ国際TELをかけたら、お袋がびっくりしていた。

出費:バイク前金3,000ドル 食費11ドル 辞書29ドル ビール9ドル ジュース2ドル チップス1.6ドル
    TEL4ドル おまけ40セント  合計3,057ドル

1月19日 Tue
朝起きて、アンセットパイオニア社へバスのチケットを買いに行く。オックスフォードSTにあった。
帰ってもう一度寝る。12時頃メイドに起こされる。もう面倒臭くなったので、チェックアウト。
タクシーで、アウトライダーへ荷物を運び込む。途中、三車線あるうちの真ん中から、左に車を寄せて
信号で止まったところ、4台が玉突き衝突!ドライバーの爺さんが『My Lucky!』を連発してた。
アウトライダーへ行ったところ、加藤さんは出かけていて、Mr.Tonyが対応してくれた。
店のバイクを一台一台説明してくれた。そのうち加藤さんが帰ってきて、話をした後別れた。
バスの乗るまで8時間以上あったので、New townで昼飯。そして街へ戻りハイドパークの芝生の上
で昼寝。映画でも見ようとタウンホールステーション側の映画館で、チケットを買い007を見る。
結構分かった。見終わった後、マクドナルドでディナー。アンセットパイオニア社へ向かう。
荷物を預け、どうにかバスに乗る。果たして無事にサーファーズに着けるのだろうか?

出費:バス代87ドル タクシー8ドル 映画8.6ドル 食費15ドル タバコ・ビール20ドル
    合計 138.6ドル

1月20日 Wed
バス車中。夜中起こされ、後ろのひげを生やし、カーボーイハットを被った30くらいの男が隣に座る。
そのまま朝まで寝てると、また起こされる。すると彼は自身が持っていた、細長く真ん中が凹んでいる
枕を貸してくれた。『運転が荒いから、その席は疲れるだろう』と。彼とは色々と話した。
ケアンズから何百キロも離れた、地図にも載っていない街で産まれた事。日本に来て見たい等。
すごくクールだが、とても親近感が沸いた。サーファーズ着。別れ際、握手をし手を振りながら別れた。

本に載っていたコーストスプリングホテル(モーテル)は、一泊30ドルだが、C・Bプライベートとは
段違いに設備が整っている。扇風機・シャワー・トイレ・冷蔵庫までついている。
早速スーパーマーケットまで買い物に行く。街は観光客であふれかえっている。
シドニーより日本人が多い。なんだか、すごく間抜けに見えた。それにしても暑い!!

出費:ホテル210ドル トランク27ドル 食料28ドル ビーサン7ドル 酒22ドル 売店6ドル
    合計 300ドル

1月21日 Thu

朝起きて、ビール二本を持って早速ビーチへ。ものすごい日差しだ。ビールを飲みながら寝る。
午後になって、昼飯を食いにモーテルへ。ハムを焼き、パンを食う。その後、サンオイル、タオル、
ベビーオイル、髭剃りを買い、ビールを4本持ってビーチへ。時々、Bodysurfをしながら又寝る。
PM5時になってビーチから上がり、ビール10本、タバコ二個を買いモーテルへ帰る。
ディナーは、ハム二枚、カップヌードル。ああ、野菜が食べたイッ!体中が焼きすぎて痛い。

出費:ビーチセット31ドル ビール17ドル タバコ3.5ドル 電話代4ドル  合計 55.5ドル